雲南省における普洱茶の権威・王樹文翁が、幼少時より親しんできた雲南省の山間(ジャングル)で見出した天然の老茶木から製造した餅茶です。「餅」というのは形のことで茶そのものとは関係ありません。記憶では06年に購入です(崩すと中に紙が入っていて正確な年式がわかります)。当時北京で10万円を超えていてかなり特別な茶と看做されていました。それをさらに10年陳蔵した古茶です。ボロボロになってきております。
王樹文製雲南七子餅茶 ¥50,000
王樹文製茶神記念餅 ¥50,000
王樹文製皇宮普洱 ¥50,000
王さんは最初に普洱茶の医学面を研究して発表した人物です。彼は茶の輸出を行う会社に勤めていましたが、その頃の普洱茶は粗い安価な茶でした。そのサラリーマン時代に35日5000kmを4躯で調査行、研究を行い、質を飛躍的に高めると共に、雲南茶の歴史書を会社名義で出版しました。古くなると旨くなるという概念も彼が最初でした。雲南茶の歴史そのものと言っても良い人物です。
この方は、昆明の銀行員の紹介で、彼女によるとすでに会社を閉所して山にも入っていないということです。2023年初頭時点でまだ存命で83歳、下の写真のように取材は受けておられます。
王さんは18~33歳まで解放軍にて雲南省全域の少数民族との連絡に従事していました。非常に山の険しいところなので徒歩での周遊でした。一旦出張に出ると1,2ヶ月は戻れないので同僚らが避ける中で積極的に出張し、最初の10年ほどは茶の勉強に費やしたと言います。その間に20を超える少数民族との交流で独特の風習に接し、研究結果に繋がりました。
500を超える茶壺を収蔵されているとのことで、宜興に偏る傾向を良しとしていないようです。普洱をやるとそうなってくるかもしれません。




