馬乾元紅木大胡1 - 二胡弦堂


  本掲載はすでに販売済みのもので比較参考のために残してあります。現在販売中のものはこのリストから探してご覧ください。

 馬乾元工房で製作している一番大型の大胡です。写真左端のものです。厳密には「大中胡」です。胴の皮面上から下までの長さが二胡は8.8cm、中胡は10.5mm、大中胡は14cmです。入手性の良い中胡弦を使って低い音が出ます。馬乾元工房から動画も届いています。

 二胡に対して低音で合わせる場合、中胡がちょうど良いことが多いと思います。大中胡は通常の中胡と音程は同じながら、もっと太い低い響きです。特にジャズ系では大きい方が良さそうです。また演奏会では、視覚ではっきり大きいとわかる楽器の方が聴衆から好まれそうです。


 日本に入ってくる楽器は非常に良い材料の楽器が多いですが、木材の幅を確保するのが難しく大胡の製作は良材では不可能とのことで、より入手性の良い材料を使っています。そのため大型ではありますが価格は比較的安価です。

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