漳窯開片茶盤1 - 二胡弦堂


 漳窯を70年代に復刻した茶盤です。写真で見た目はとても綺麗に見えますが、近くから見ると傷は少なくありません。この個体はあまり使われてはいません。径13.7、高さ3.5(cm)

 漳窯は福建省の漳州(アモイ郊外)発祥の窯で、台湾の倭寇討伐に参加して退役した軍人らによって開かれました。これが拡大し、明清期には周辺の100程の都市で焼かれて、これらをまとめて漳窯と呼んでいます。作品の多くは潮州より出荷され、欧州や日本に輸出されていました。都市によって得意なものが異なるので様々なものがあり、外国で中国磁器として認識されているものはほとんど作られていました。衰退後、職人が景徳鎮に集まり現在に至っています。

 漳窯の米色白磁、青に発色するもの、これは元来、哥窯で作られていたものですが、この技法が長らく失われており、後代の研究で復刻されました。しかし陶磁器は、良いものを作っているところから倒産する傾向で、有名なところでは宋朝が青磁への傾倒で滅亡したことがよく知られています。コストに見合った仕事ではないということです。そのため、復刻を手掛けるもやがて消滅する会社が多く、このように出てきたものは貴重です。

 使い方は、これに茶壺、錫盤に茶杯です。ペアで使っている例が多いです。

漳窯開片茶盤1 ¥15,000