「苦丁茶」と命名されてはいますが、茶ではなくハーブです。古代に茶は高級品だったので、茶が買えない貧しい人々がこれを飲んでいました。薬効が非常に優れていたことから、漢方が趣味だった後宮の女性たちから評価を受け認知されるようになりました。2000年ぐらいの歴史があります。しかし清末の混乱期に失われ、市場から消滅しました。


苦丁茶は苦いのですが、天然はそういうことはありませんので飲みやすいと思います。熱湯でも大丈夫です。水出しもできます。下の写真例はちょうど半日冷蔵庫に入れていたものです(見えにくいのですが大葉2枚使用しています。1枚でも良さそうです)。水出しではとても爽やかな風味があります。

茶葉をどんどん交換してフレッシュにすると薬効成分の摂取過多となる可能性がありますので、極力完全に薄くなるまで使用した方がバランスは良いかもしれません。
治療目的で煮出して飲むこともあります。
一般に苦丁茶というと葉巻タバコのように丸めてあるものです。しかし天然は栽培のように管理されておらず、生産も小規模で、このような加工をしていません。
大葉は料理に使うこともできます。カレーにローリエと一緒に1枚入れるとか、餃子でフライパンに胡麻油を熱する時に唐辛子、花椒と一緒に少し入れて香りをつけます(この3つは食べずに捨てます)。非常に深みのある味になります。Chanel N°5は、実は臭い成分も入っていてそれが奥行きのある香りの秘密と言われますが、味覚にも苦味は使い方によっては大きな効果があります。コーヒーやビールと同様です。ハンバーグのソースには合っても、クリームシチューには合いそうにありません。