童大年 等閑過了黄花 - 二胡弦堂


 童大年(1874~1955)は杭州・西湖の畔にあった西冷印社の社員で、同社から篆刻に関する出版、また販売されなかったが伝わっている書籍が多数あります。

 宋代 赵与仁《清平楽》

柳絲揺露
不綰蘭舟住
人宿溪橋知那処
一夜風声千樹
暁楼望断天涯
過鸿影落寒沙
可惜些兒秋意
等閑過了黄花

 柳は静かに揺れて露を落とし、繋がれていない小舟が流れてゆく。橋に人がいるようだがどこだろう。夜中、風が木々を揺らす。明け方には遠くまで見通すことができた。白鳥の影が冷たい水の畔に落ちる。秋の気配は消えていないのに、黄色の花の時期を逃してしまった

 径約3x3cm、高さ約11.8cm

童大年 等閑過了黄花 ¥38,000