黄龍山民国級底槽清茶壺 - 二胡弦堂


 黄龍山5号坑の底槽清が出たところから更に重機で掘り進め、そこから限られた量ですが、良質の底槽清が見つかりました。民国期の巨匠たちが使っていたものと同じものでした(宜興レポートに王寅春の作品が載っていますが、その左の方です)。


 200ccは故宮博物院に収められている清中期の宮灯壺をコピーしたものですが少し小さくしています。270ccの方は清代の割れた断片ですが、ここから1:1の縮尺で復刻しています。焼成温度は同じですが、大きさで色合いが変わっています。胎の厚みの違いでしょう。

黄龍山民国級底槽清茶壺
¥42,000


底槽清 dǐ cáo qīng(最下層の紫泥)

 民国期のものはどれも博物館に入ってしまって、ましてやそれで茶を、というのは無理なことです。どういう泥だったのかと興味がある向きには良いのではないでしょうか。

 この坑道は崩落があり、死者けが人等はなかったものの、これ以上は危険との判断で採掘停止されていたものでした。そこを現代に重機で攻めたものでした。もしこの崩落がなければ、この泥が現代まで残されていることはなかったでしょう。