光舜堂謹製 松脂 駒 - 二胡弦堂

 

光舜松脂


 光舜堂制作の松脂です。

 必ず添付のクリーナーで古い松脂をある程度拭ってから塗布して下さい。新毛も馬油が付いていますので同様に綺麗にして下さい。松脂市販品は油を配合しています。その上から光舜松脂を塗りますと滑ります。粒子が細かいので埋もれます。そのため評価する場合は必ず拭って下さい。

 光舜松脂は、天然で木の根元に溜まって、自然の雨や腐葉土の中で、数十年熟成されてきた松脂をモデルにして作り上げたものです。なるべく自然に近い松脂を、温度管理や天然に土や木から得られる成分を含ませることにより、自然の中で松脂が変化していく状態を再現したものです。

 天然に熟成されたものは、その年月の違いや土の違いあるいはその温度などによって,採取される個体毎に違いがあります。安定した性質ではありません。それを人工的に管理することにより大変安定した製品となりました。
 現在販売されているものと違い全く松脂の成分以外は入っておりません。ですので、普通割れ止めや引っ掛かりのために混入されている油分などが入っておりませんので、そのことによる劣化というのは大変しにくいです。

 25は在庫、0はしばらくすると入荷します。小店ではこの2品目のみ扱います。

光舜堂より:私が天然松脂に一番近いと思う「0ゼロ」タイプがヴァイオリンからコントラバスまでのラインナップとして5月くらいには発売できることとなりました。 そこで、今までの「1」を購入された方へのみ、新しい光舜松脂の{1}を無料で送らせていただこうと考えています。 現状の「1」は私がHと呼んでいるタイプの厚みのあるとても調和のとれた落ち着いた音色を響かせるものです。 ですのでこれは今回発売しようとしている、天然松脂の艶があり、のびやかな音色、たっぷりした音量の{1}とは違う系統ですので、別に発売しようと考えていますので、もしお持ちの方がいらしたら廃棄せずそのまま、お使いくださいませ。 そこでお願いです。
もしこのブログを読んでおられる方あるいは光舜堂のHPをご覧の方で「1」をお持ちの方はお申し出ください。 無料で発送いたします。 お申し込みは info.koshundo@gmail.com 件名は 「!」の再発送としてください。


  光舜松脂「0」     ¥ 6,600  送料無料 

  光舜松脂「25」   ¥ 8,800  送料無料 
  光舜松脂「25」    ¥ 6,600  送料無料 

 時々売り切れがあります。雨や熱波で製造できない時があるためです。ブラウザを更新して最新の在庫状況をご確認下さい。

 1や25,K20を塗ったうえに「0」を軽く塗りますと、音色に深みが出ます。わずかなことに過ぎない、とも言えますがしかし、マイクを通すとかなり大きな違いがあります。激変して良くなるという先生方が多いです。そのため、録音やライブでマイクを通す場合は、0の上塗りは強くお勧めします。

 この松脂は割れ止めなど入っておりませんので、割れやすいですので、桐の板に張り付けて、桐の箱に入れてあります。光舜松脂が壊れた場合、湯煎や電子レンジで熱して直すことはできませんので、直したい方はご連絡ください。料金は¥1,100、送られてきた分量の80%ぐらいになります。

松脂の塗り方

 最初に光舜松脂を今まで使っていた弓に塗る時には、同封した眼鏡拭きで、弓毛についている以前の松脂をよく拭き取ってください。
 松脂を塗るのは、弓毛に軽く置いた感じで、滑らせるようにゆっくりと、数回往復すれば十分です。新しい馬毛には、10回くらい塗る感じです。ごしごし粉が飛ぶほどこすりつける必要はありません。今まで使っていた松脂よりも、もっと少量ですみ、長い時間弾き続けることができます。一応普通に使えば10年は使えるくらいの量を入れています。


光舜堂謹製老松駒

光舜堂老松駒の形状

 二胡には老松駒が最良とのことで製作いただいたものです。

   ¥ 5,500  送料無料 

 松というとおそらく世界中にある普遍的な材料です。これに含まれる松脂というものは多くものに使用されています。写真や塗料の光沢など輝くものに使われているようです。鉄やガラスなどコアな材料がありますが、その中に含まれます。大量に入手可能です。ですから松というのは安価です。

 ですが、松を使った二胡駒はそんなに出回っていません。その理由は、材料の中に松脂成分が多くて加工性が悪く、ヤスリがすぐにだめになるなどいろいろな問題があります。松にも年輪のような層があります。夏は柔らかく、冬は硬いので、その硬い部分に弦が当たるようにします。かなり面倒です。それで二胡駒で松となると安価なのものはほとんどありません。いずれにしても柔らかい材なのは確かなので、それほど耐久性はありません。それで紫檀の薄いもので弦を受けるようにしています。

 松が優れている理由は弾力性にあります。指で摘むとわずかですが、スポンジのように凹みます。これが弦の振動を理想的に受けるようです。これをさらに理想的に蛇皮へ伝達するためには弦の張力の理想的な受け方が必要です。駒の上下で弦の角度が違います。上は千斤までで遠く、下は短い長さしかありません。そこで角度を付けています。西洋楽器の駒も少し倒すようで原則は同じです。しかしこの構造は機械化ができません。中国駒ですべて同じ構造のものは旋盤を使っていますが、このような製造法には合わないので手工生産でしか作れません。
光舜堂老松駒を取り付ける方向