
かつて浣花渓のほとりにひっそりと立てられた1つの庵が、今では大きな美しい庭園になっています。
ここは厳しい人生を歩んだ唐代の詩人杜甫(西暦712~770年)が生涯でもっとも穏やかな時期を過ごした場所とされています。
ここに杜甫は約4年住み、240編以上の詩作を残しました。
しかしこの頃の建物はすぐになくなったようで歴史の流れの中で忘れ去られるように見えましたが、早くも北宋時代にはこの地に祠が建てられ、さらにその範囲は現在見られるようにとても大きなものになりました。
杜甫その人は亡くなっても作品は不滅で、その作品世界が地上に再現されたように見えます。
単なる"庭園"ではない独特の静寂感ははるか昔に創造された偉大な作品の世界を覗きみるようで、中国全土でもっとも穏やかとされているこの街の姿が投影された縮図としてみれば、またこの街も立派な「詩人」であったといえるのかもしれません。
杜甫草堂チケットとその時もらえる地図 について
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