弾楽を演奏する時は二胡をどのように調整しますか? - 二胡弦堂


弾楽を演奏する時の弦の二胡への渡し方  孙文明の作品は特殊な弦の使い方をするものが多いですが、ここでは弾楽を演奏する前にどのように準備するのかを説明しておきます。

 この曲は「千斤を使わない」という大きな特徴があります。そのため開放弦を鳴らすと弦が大きく震え、撥で弾いた時のような音響効果が得られます。この効果を利用する方法で、江南絲竹の「三六」を編曲して仕上げています。

 調弦はDAに合わせます。一般の二胡よりも1オクターブ低くなります。二泉胡を使うのがいいようです。2つの弦は千斤によって集められることはないので、右の写真のように間隔が大きく開いています。演奏には少々慣れが必要です。四胡のような奏法になります。弦を駒へ渡す角度にも注意が必要です。音を確認して調整する必要があります。

 二泉胡は一般の二胡よりも棹が長く、その上、千斤を使わないわけですから、音程の幅が大きくなって演奏はその分、困難になります。基準となる音をあらかじめ確認しておく方が良いかもしれません。

 千斤を使わない場合の二胡の音響効果は非常に効果的なので、同じような作曲作品がないというのは残念です。音程をDAに合わせなければ二胡でも代用して演奏できるので、ぜひ試して見て下さい。




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