中国の伝統的保健飲料ー雲南普洱茶(下)
国際市場に進出して以来、20余りの国や地域で歓迎されてきたのは決して偶然ではありません。フランスのある病院の臨床試験では、雲南普洱茶を飲めば脂肪の新陳代謝を促進し血液中の脂肪分が13%下がりました。(1ヶ月間、毎日3杯) また雲南普洱茶は血液中のアルコール量の降下を加速させることもできます。パリのショアントンニ医学部臨床主任教授アイミルカロビの実験によると雲南普洱茶を飲む40%以上の患者は体重が減り最も効果が高かったのは40代から50代の患者でした。34%は体内の脂肪分が下がり、33%はあまり効果がありませんでした。人体内の三酸甘油脂、コレステロール、血尿酸を下げるのにも役立ちます。それで雲南普洱茶は、日本、フランス、西ドイツ(当時)、イタリア、香港、マカオなどでは「美容茶」「減肥茶」「益寿茶」「窈窕茶」とも呼ばれています。
昆明医学院の臨床試験でも証明されたように雲南普洱沱茶で治療した高脂血症55例は降脂薬 clofibratum で治療した31例と比較して効果が良かったのですが、コレステロールを下げる面では clofibratum と同じでした。しかし雲南普洱茶は長期飲用しても副作用はありません。これらは近年、医学界の研究並びに臨床実験によってさらに裏付けられてきました。また雲南普洱茶は細菌を抑止する効果も持っています。特に濃い茶(100gの茶を700mlの湯で煮る)を日に4回飲めば細菌性下痢症を治すことができます。頻繁に普洱茶を飲むだけでも下痢を予防できます。性質が中性で、紅茶よりも刺激が弱く、油脂を排泄し、消化を助け、胃を暖め、つばがよく出るようになり、喉の渇きをいやし、脾臓の治療に効能があり、酔いをさます効果があります。
雲南普洱茶は、緊圧茶(固めてある)と散茶(普通のお茶の状態)の2種類あります。緊圧茶には雲南沱茶、雲南普洱沱茶(茶碗型)、雲南七子餅茶(丸月型)、普洱方茶(四角)、普洱茶砖(煉瓦状)などがあり、すべて雲南下関、勐海、昆明などの工場で生産されています。散茶は、太くて大きく、褐赤色、鉄色、浅ねずみ色があり、茶の水色が濃く明るく、においが独特で、葉の甲が褐赤色で、味が純粋で濃く甘みがあります。生産工場は省内に10カ所ほどあります。現在、国内外で販売されているものには「中茶牌」「吉幸牌」「曼飛龍塔牌」などの商標があり、雲南省茶葉輸出入公司という印が押してあります。
雲南普洱茶は、長く保存すればするほど香り良く品質が良い特徴があり、長期間保存できます。しかし、湿気を与えてはならず、密封しないよう、においの付いた容器に入れないよう気をつけなければなりません。飲むときは、3~5gの茶葉に沸いたばかりの湯を入れ、蓋をして5分後に飲むことができます。紫砂壺を使うとさらにおいしくなります。
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訳者注:この中で「普洱茶は香りがいい」という意味の記述があり、これには反発を感じる人もいるようです。しかし、良い普洱茶は決してそんなことはありません。中には衛生状態の悪い倉庫で汚水をかけられ無理矢理発酵させられたものが市場に出ていることがあるようで(報道されたこともあります)これらのものは、健康上問題はないもののかなり臭いようです。さらに、この論文で述べられている薬効は期待できません。本物は活性酵素を含んでいますので効能があるのです。また、熟茶はその工程の性質上、薬効はないという意見もありますが品質のいいものではそのようなことはありません。熟茶ならば若くてもおいしく飲めますので、むしろこちらの方がお勧めできます。大陸では熟茶の方が一般的です。これについては研究などは見あたらないので自分で実験してみましたが、1ヶ月程1日数杯飲み続けて54kgから52kgに減量しました。(身長168cmで体脂肪は数%)
論文の最後に「5分後に飲む」とありますが、これはかなり濃いと感じる場合があると思います。適宜調整して下さい。
普洱茶の淹れ方
も参照して下さい。
宜興紫砂壺
については別のページで説明があり
荥经
でも同様にお茶がおいしく飲めます。