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どうして中国茶は淹れる人によっておいしさが違うのだろうか?
これまでに中国や台湾へ行かれて中国茶に親しまれたことのある方は、家に買って帰って飲んでみると、どうしてこんなに味わいが違うのだろうと思われたことがあるかも知れません。お手持ちの急須などの入れ物とお茶との相性に慣れ、うまく淹れられるようになるまでに少し時間が要るかもしれません。
中国と日本では水の質も違います。日本の軟水では合わない場合がありますが、どうしようもありません。ミネラルウォーターを使うなら水道水の方がいいと思います。
また、 茶器の質 も大きな影響があります。錫や銅、金などの金属の器で飲むとおいしくなります。これはお茶だけではありません。代々皇室では、焼酎を錫のカップに入れて飲む習慣があるようです。茶壺(急須)に,浙江省 宜興 産のものを使うのも、大きな違いがあります。台湾・鶯歌、常滑、備前、 荥经 にもいいものがあります。しかし、日本で手に入れられる宜興茶壺のほとんどは偽だとされています。これは、制作に使用している泥が違うということで、本来の宜興の泥が引き出すうまみが味わえないからです。烏龍茶(青茶)、プーアール茶、チベット茶などで使われます。緑茶用に適したものは手に入りにくいと思います。日本の磁器のもので淹れるのがベストかもしれません。