二胡弦堂

 


     中国古典音楽に必要なものは、
  1. 古典譜 楽譜がないと何もできない

  2.  あれば理想的なものは、
  3. 絹弦  このページ
  4. 古楽器 古典譜の制作では胡涵柔を使用

  5.  さらに、
  6. 光舜松脂  0番
  7. 光舜堂琴弓 モデルチェンジのため一時停止

  8.  伝統は難しい、世界的に衰退しているので「二胡」はわかりやすく西洋化されており人気もあります。もう古典のカテゴリ自体が事実上存在しないので、老師を見つけるのも極めて困難です。ですが古典をやらないと深い満足には至りません。中国弦楽は蒋風之をやらないと本当の意味でわかりません。中国は広いのでこれが全てではありませんが、まず蒋風之で感動しておかないと東洋芸術に対して敏感になってこない、共鳴できない、基本素養です。



二胡用絹弦と二泉弦


  二胡用絹弦 (里弦 D 、外弦 A)
         ¥ 600


  二泉弦,中胡絹弦(里弦 G 、外弦 D)
         ¥ 700


 それぞれ里弦(内弦)、外弦一組入っています。弦の製造に使用する絹は弦の太さによって材料が異なりますので色合いにも差があります。当パッケージに含まれる弦の長さは一般の使用には少々長すぎます。もし適当なところでカットされたのであれば、その余りは千斤に使えます。スチール弦にはDを使う人が多く、一方Aも使えます。絹千斤は弦に対して1回ないし2回しか巻きません。

弦堂で販売されている二胡絹弦とお勧めする理由
二胡絹弦の使い方

 長尺は下の写真のようなものになります。 重量で計算されていますので長さには誤差がありますが二胡に使う場合、A弦12本(右)、D弦10本(中)、G弦8本(左)ぐらいになります。

絹弦長巻

  絹弦 A弦
   ¥ 600

  絹弦 D弦
 二胡用内弦、二泉胡,中胡の外弦共通です。
   ¥ 700

  絹弦 G弦
   ¥ 800

  絹弦 C弦
 写真中、左の大きな巻きがC弦です。G弦(右)に比べさらに5度低い弦です。
   10cm ¥ 30

 京胡はGDです。京胡にはどの絹弦を使えばいいでしょうか? を参照下さい。

 高音板胡はGD、中音板胡はCGです。中音板胡で鉄弦、絹弦の両方を使う方法が専門家の中に見られますが、この場合はGを28号揚琴弦(鉄弦)、C弦は絹を使います。板胡用の鉄弦は使いません。

 高胡は、広東音楽を演奏する時は、高胡を使わなければいけませんか? を参照して下さい。

 ウクレレは、Aを1,4弦、GDを2,3弦です。録音1 録音2

 中国三弦はGDAの3種です。ギターは細い3本の弦に使えます。以前にゲージを測定していただいたものがあります。上からADGです。弦の方は多少のバラツキがあると思いますが、他の弦と合わせる時の参考にして下さい。
二胡絹弦ゲージ
 沖縄三線には使えません。しかし古来の三線(古楽器にて沖縄の古楽)は元々中国弦を使っており、音色なども含めてぴったり合うようです。現在のちんだみは弦の張力が高すぎて切れますので、現在三線に使う場合は古楽を把握した上で使用する必要があります。

 バイオリンはE弦に相当するものがなく、ビオラであれば4弦すべて揃います。バイオリンに使う場合はE弦に絹弦以外のものを使う必要があります。スチール弦(ドミナント,芯はナイロンらしい)に比べて細身の繊細な音になります。明瞭な音になりますが、厚みは良くも悪くも失います。比較では、スチール弦は不明瞭と感じることも出来ますし、一方、響きが多いという見方も出来ます。絹弦はその逆です。スチール弦は音がリッチで、絹弦は清楚・上品です。ガットの方が優れているので、絹弦はガットと比べると聞き劣りするかもしれません。絹弦は音量が下がるので練習には最適かもしれません。

 古い弦もあります。骨董二胡スチール弦
 スチール弦は、中国琴弦