鳳凰単叢烏崬蜜蘭香 - 二胡弦堂


 2018年4月16日に完成した春一番茶です。生産者の方では幾つかタイプを用意していたのですが、火を長めに入れた濃厚なタイプを入荷してみました。茶は液体なので喉を通り鼻には流れないのですが、しかし鼻の中にかなりの残り香があります。僅かに薄荷のような快適さもあります。一方、清香はわかりやすいですが、すっきりしていてそういう残留香はありません。どちらが優れているかというそういう話ではないので、どちらのタイプも生産されています。選択は難しいところなのですが、初めて飲まれる方もおられると思うので、今回は濃厚な方にしてみました。

  50g ¥2,000

 鳳凰単叢は今は有名になっていますが、かつては潮州の地元の茶で、現地で今も親しまれていることは変わっていません。つまりどういうことかというと、中国は共産ですから前世紀には国有の農協のようなところが一元管理でした。しかし後に民営化になり、さらに生産量も必要になったので、周辺の農地が開拓されてきました。ということは、元の国有企業だったところが一番良い土地を持っているということになります。それで別の産地では民営化後も有力企業になっているところもあります。潮州の国営企業の末裔は昔ながらの出で立ちで、幾つかの農家が以前のような体質で交代で潮州市内での販売員をやりながら細々とやっています。鳳凰単叢は潮州以外ではそれほど飲まれていませんからね。茶の製法も研究が進んでどこも美味しいお茶を出しますが、やはり土地の違いは大きいと思います。そこで鳳凰単叢に関してはここからしか購入しないことに決めていますが、春茶が入ったと連絡が来たので、試すと非常にフルーティーです。開封しただけでかなり香りがあります。これを一時的ですが販売することになりました。



 ほうおうたんそう
 うーどん(産地名)
 みーらんしゃん









二胡弦堂
創業2008年 二胡弦堂