荊渓郭聖臣時式景泰藍茶壺 - 二胡弦堂


 清水泥に釉薬をかけたものです。単孔ですが、物が大きいだけに穴も比例して大きく、何でも流れそうな感じがします。

 こういう釉薬を施した紫砂は明代からあり、割と鮮やかなものや、博物館に入っているものも結構あります。博物館物はより精緻で立派なものですが、これはそれほどでもありません。明確に価値を判別できる根拠もないので安値で出していますが、紫砂でコーヒーを淹れたいという向きには良いと思います。かつてタイ王室が鏡面仕上げの紫砂を貢局に発注し、それでコーヒーを淹れていたということで、文革期にはコーヒーカップの製造が盛んだったことなどから、コーヒーと紫砂の関係も割と歴史があります。おそらくそういう経緯からこの茶壺のかつてのオーナーもこれをコーヒーに使っていたようです。口径はほぼ55mmなので、紙フィルターを使うタイプ(これを何というのか知りませんが)を上に載せて使うものと思います。

 彩色は氷裂が見られるなど古さは感じられますが、状態はかなり良いと思います。

  ¥10,000


 購入時はかなりの期間コーヒーに使われていた形跡があり、磨いた上で湯がいて綺麗にしましたが、それでもやはりコーヒーに使うのがベストだろうと思います。もちろん他の使い方でも構わないですし、そこは自由ですが。

 容量は500ml以上です。茶壺としてはかなり大型です。大きいということとコーヒー用途ということで茶敷は付属せず、紐もありません。大型の布張りの箱に収められています。規格外の大物ということで蓋はひっくり返して尚ギリギリ収まるというところです。



















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