古来の調合による本山朱泥具輪珠 - 二胡弦堂


 原鉱の朱泥としては現在、黄龍山、趙庄、小煤窑が基本的にあって、それぞれ基本的に高純度の泥が使われます。しかしこれは極めて製造困難なため、昔は調合されていたということが「朱泥について」で説明しています。何が良いのかは一概に言えないと思いますが、かつての趙庄朱泥は20%の黄龍山朱泥が混ぜられていたということで、それを現代に復刻したのが本品です。

 新品の段階ではかなりオレンジ色で冴えません。写真は開壺したものですが、かなり速く染まって濃くなってきます。しばらく使っているとツヤが出てきます。開壺してから発送します。

 基本的にこれ1つあれば、もう他には要らないであろうと思います。現代の作品なのでバランスのとれたフォルムで、昔の具輪珠のような歪感はありませんが、丸型で砲口という飽きのこない造形が良いと思います。

 朱泥 ¥15,000


 青花の皿は含まれません。

 製作者の張杰(宜興には同名の製作家は数名いるようですがこの人は公には名前は出していないようです)によると本作は約145mlです。あまりたくさん作れないので時に供給が滞るかもしれませんが入手が難しくなる心配は当面なさそうです。また本山緑泥100%でこちらは水平壺、同じく145mlというものもあります。

 緑泥 ¥13,000

 現物が撮影の時に手元になかったので改めて撮りたいですが、普通の水平壺なので写真がなくとも特に問題はないでしょう。

 朱泥は何でも淹れられますが、本山緑泥で発酵茶(紅茶、普洱茶)は基本的には避けます。表面の色が黒くなって見栄えが悪いという理由だけなので、実用だけであれば何でも淹れられるし、かなりスイートです。












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