二胡用消音器,微調整器,音準器,飾り - 二胡弦堂

 

弱音器

弱音器の二胡への使い方
         ¥ 1,000

夜間の練習などで音を小さくしたい時に使います。
洗濯バサミのように駒に挟んで使います。

二胡の消音は本物の洗濯バサミでも形状が合うものを選べばプラスチックのものであっても効果があります。
素材や大きさによって音の印象が変わってきますのでこだわると面白いポイントです。
単に弱音効果を得るだけであれば、琴胴の後面を覆う方法もあります。




紫銅製塾片 弦堂特製


デンペン
      30mm 1枚 ¥800
      45mm 1枚 ¥800

 塾片(デンペン)は主にプラスチックが使われていますが耐久性に問題があります。そこで銅を使うという方法があるのですが、2つ問題があります。デンペンは折り返しが1箇所ありますが、その角度に個体差がありますので特注的な交換、修理扱いになり規格を揃えることができません。しかし角は保護する必要はありませんので必ずしも1枚繋ぎにする必要はありません。そこで2枚に分けるという方法で六角と八角のどちらの二胡にも対応できるようにしました。それでも角は保護できますが、そういう必要のないところを埋めるよりも見た目のバランスの方が重要のような気がします。角を埋めたりしない方が戦国武士の帷子のようで格好が良いと思います。八角二胡は30mm 2~3枚(側面なしの2枚で十分)、六角二胡は30mm1枚,45mm1枚の計2枚です。幅は約14mmです。下の写真の例では八角はだいたい写真のイメージ通りになると思いますが、六角は胴がかなり小型の古楽器なので45cmの方は少々大きすぎます。現代六角であれば上下にもう少し余裕ができます。もう一つの問題は、硬すぎるということです。つまりプラスチックは摩耗するのが有利な点で、銅はあまりに激しく演奏して熱を持つと硬くなるので毛を傷めます。音は締まりますので良いのですが、あまり速い曲を演奏することがない楽器には良いかもしれません。一長一短で、一番良いのはセルロイドのようですが、これは一番贅沢でしょうね。金属と皮を接着しますので用途に合ったボンドを購入いただきご自身で貼り付けていただく必要があります。液状ボンドではなく粘性のもので皮と金属に対応したタイプを使います。厚みはプラスチックの場合通常1mm程ですが、これを1.5mmと分厚くしました。分厚い方が風格があるし贅沢な感じがするからです。もっとも、プラスチックでも1.5mmは普通にありますので特殊なわけではありません。表面には「弦堂」の鋼印が入っています。表面はちょっと粗い目のヤスリでの磨きになっています。

デンペン八角二胡ヘの取り付け例




本鼈甲塾片



    ¥5,000

 比較のために単二電池を置いてありますが、とにかくサイズが大きめなので削ってお使いの二胡に合わせる必要があります。写真手前の1つは表面を磨いてありますが、その他の3つは磨かれていません(購入した場所が違うためです)。ご自分で加工なさるか、加工をどこかに依頼する必要があります。入荷はこの4つしかなく、だんだんこの種のものの扱いは厳しくなってきていますので、今後の入荷は難しいと思われ、おそらくこの在庫で最後になると思います。プラスチックのように均一なものではなく、陥没も見受けられます。写真で指定いただくこともできます。




ウィットナー微調整器・アジャスター



二胡用微調整器・アジャスター
    1個 ¥1,000

1組ではなく1個の価格です。

ドイツ製の微調整器です。
元々は子供用バイオリンの微調整器ですが、中国ではこれと同じ規格で二胡用としても供給されているものです。
価格は高いものの品質は間違いありません。
ガタがなく、雑音の発生源になりません。
絹弦にも使用できます。




弦軸固定強化金具



弦軸固定強化金具
    2個1組 ¥1,300

 弦軸が滑りやすく固定が緩い二胡に補助として使う器具です。内径は11mmです。素材はジェラルミンと銅です。銅のネジで弦軸に固定し調弦した後にジェラルミンの滑り止めが付いた部分を回して二胡へ圧着して動かないようにします。もっとも高級二胡の場合、弦軸が緩みやすいなどという問題は発生しないのでこのような補助器具は不要です。安価な二胡の場合は工作が甘いのでこういうものがあると便利ということがあります。しかしこの部品を使用すると二胡を傷つけます。その辺の割り切りが容認できる場合において、傷がついても構わないという状況においてのみ使用すべきものです。

固定金具使用法



二胡交換用金属軸



二胡交換用金属軸
    2個セット ¥1,800

 金属軸は寿命がありますので古くなってくると調弦が安定しません。緩んでくるようになったら交換時期です。交換は少々厄介です。弦軸の木部のやや中央にピンが刺してありますのでそれを抜いて木部を外しますとそれ以降は簡単に外せます。外せれば交換も簡単でしょう。作業に自信がある方のための交換用パーツです。パーツが外せるか試してからご購入下さい。

 このタイプは巻きやすいと思うのですが、古いタイプは弦を中へ引き込む方法になっており、弦の装着方法が特殊です。呂建華さんの実演ムービーがありますので添付します。


二胡交換用軍工金属軸
    2個セット ¥5,000

 呂建華さんが動画で持っておられるのがこれで大変高価です。瀋陽の軍需工場が作っているものだということで精度の高いものです。中国では軍が最も高精度であるし、瀋陽は旧満州以来の工業の土台があるので車も作られていましたが、専門の演奏家用に供給されているものはまだこのように軍で用意しているようです。溝が1つの方が上で、2つは下です。

 呂建華さんはこのように木軸からの改造もレクチャーしますが、さすがにそこまではお勧めできないので、交換用ということで販売しております。

金属弦軸を取り付ける呂建華




花窓


二胡花窓1
    A : ¥1,300


二胡花窓2
    B : ¥1,300


    C : ¥1,000
    D : ¥1,000
    E : ¥1,300

    F : ¥1,000 (丸の直径約62mm)
    G : ¥1,300 (丸の直径約65mm)

    H : ¥1,000

 交換用花窓です。写真をみた感じ、大きさが違うように見えますが、全て二胡用です。六角と円形がありますのでご注意下さい。Aは蘇州式、B,C,F,Gは北京式、D,Eは上海式です。型さえ合えば個人の好みで何を使っても構わないと思います。Fはくり抜いただけに見えますが、これも面取りしてあります。Gは黒檀です。塗装ではありません。Hは辺から対面の辺まで68mm以上あります。天然木で手工ですのでいろんな小さい問題があります。こういうのが嫌われてプラスチックや機械生産に変わってきている流れですので時代に取り残されつつあるものです。その辺の事情がわかる方のみご購入下さい。古い花窓で型取りしてからカットして下さい。修理店で工作して貰うこともできると思います。

 以下はより工作精度の高いものです。断面は内側に向けて斜めになっているので削って調整して嵌め込めます。

    い : ¥1,500
    い : ¥3,500(老紅木)

    ろ : ¥1,500

    は : ¥1,500

    に : ¥1,500

    ほ : ¥1,500

    へ : ¥1,500

    と : ¥2,500(黒檀)
    と : ¥3,500(老紅木)

    ち : ¥2,500
    ち : ¥3,500(老紅木)

    り : ¥2,500




二胡木製消音器


二胡木製消音器
         ¥ 1,300

 消音器というと以前は工作の粗いものが多かったのですが、ここ数年ですっかり綺麗な「商品」になってしまいました。古い時代のが悪いとは思わないですが、現代を象徴する仕上がりに「今はこれだろう」的な余裕さえ感じさせる作りです。

 削り出しですので、以前のような板の上に駒を貼り付けたようなタイプよりはだいぶん高級感があります。一見、器具かコンピューターか何かで生産しているように見えるのですが、一個一個違いますので、職人が手作業で作っているものなのは間違いありません。山の頂上の幅などに個体差があります。手作業の方がなんとなく温かみがありますね。自動機械で削っても大して変わらないように思うのですが、コンピューター物はなぜかわかりますね。不思議なものです。大きさはアバウトですが、70mm x 9mmです。




ペラペラ二胡ケース


ペラペラ二胡ケース1ペラペラ二胡ケース2ペラペラ二胡ケース3

         ¥ 3,000

 一番安いタイプの二胡ケースです。ビニールではなく帆布です。帆布の防水仕様です。国際規格に準拠した防水ではないのは言うまでもありません。防水する材料を使っただけの防水です。製品全体として仕上がった防水ではありません。大雨でなければ、まあ大丈夫だろうと言う感じのものです。このケースの良いところは軽いということです。コンパクトです。こういう軽いものを使うと、重いものには戻り難くなってしまいます。ケースというのは意外と重みがあるので、負担を感じる場合にこれに交換します。下のタイルは20cm角です。二泉胡も大丈夫でしょう。

 小店の考えているケースとは違う観点で、よりケースらしいケースとしては、光舜堂のものがあります。これは直接見せていただいたのですが、非常に素晴らしい出来栄えで、1年近く使ったものも見せていただいたのですが、全く疲れていない、ほとんど新品と変わらない外観を保っています。背負っても重量が肩に掛からない、何かを背負っていることがほとんどわからないというマジックのような、人間工学を極めたケースとしてはかなり理想的なものです。弦堂からも強力推薦したいと思います。金沢のNiko Music Laboからの購入になります。- 2019.06.28




フランスbam社製二胡ケース


BAM二胡ケース

ディフェンス    ¥ 87,420
ABS樹脂       ¥ 89,870
本革         ¥ 126,250

 小店は移動中の時以外は正月でも発送を含め業務を行っていますが、この品目は一般の営業日に準じます。送料込みです。値段の変動がかなりありますので都度問い合わせになります。

 詳細の変更もあるかもしれませんので、まずbam社公式サイトで確認して選んで下さい。公式サイトからの購入はできませんので「弦堂の紹介で」などと言って問い合わせるのはご遠慮下さい。琵琶やその他、西洋楽器のケースも入荷できます。公式サイトで紹介されているカラーですが、写真ですのでどうしても微妙に実物と印象が異なる可能性があります。

 公式サイトには、クラシック・モデル(グラスファイバー?)もありますが、入荷の目処が立っていません。

BAM二胡ケースの色

BAM二胡ケースのオレンジ